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[column:高瀬宏樹]日本のアウトドア事情1 -青少年を育てるアウトドア

[column:高瀬宏樹]日本のアウトドア事情1 -青少年を育てるアウトドア

日本ではさまざまな方法でアウトドアが楽しまれていますが、アウトドアが教育の一つとして行われていることはご存知でしょうか。

国が設置している青少年自然の家や青少年交流の家という施設を利用したことがありますか。全国に28か所あります。このほかに地方自治体が設置している公立の少年自然の家等は約500か所ほどあります。

これらの施設が行っていることは主には小学校で行われている集団宿泊つまり林間学校などの活動支援なのですが、そのほかにも募集型で子ども向けのキャンプを行っていたり、家族向けのイベントを行っている施設もあります。これらの施設には、アウトドアを行う専門の指導者がいて、楽しく活動を指導してくれるとともに安全管理にも気を配り、活動を支えてくれるしくみになっています。

どうして、国や地方公共団体がアウトドアを積極的に支援しているのでしょう。これは社会教育法などの法律にのっとって設置されているということもありますが、アウトドアでの教育が日本の子どもたちに重要だから、だれもが広くあまねく活動に参加できるように機会を保障していることにほかなりません。

最近よく聞くのは、子どもたちにアウトドアを体験させたいのだけど、どこに連れていけばよいのでしょうかという、保護者の声です。「機会がない」「身近にそのような環境がない」「危ないので自分では連れていけない」という声が多いのですが、そのような場合、まずは近くの国公立の施設で行われている事業をチェックしてみてください。

親元を離れて子どもたちだけで泊まってみる体験、火や刃物を使うアウトドアスキル、水辺の体験、冒険的な体験さまざまな体験の機会が用意されているはずです。これらは日本の子どもたちに最低限体験してほしいベーシックな体験。民間事業者でも多くのイベントが行われていますが、国公立の施設が行うのは、ベーシックな体験が中心。どなたでも参加できるようにできるだけ安価に参加できるようになっています(そのため、希望が多い場合は、初めて参加する方を優先して受け付けることも多いようです)。

お子様のアウトドアデビューをそこから始めてみるのもおすすめです。

国立施設を運営する国立青少年教育振興機構のホームページ

-writer紹介-

高瀬宏樹 Hiroki Takase

JOLA運営委員/国立室戸青少年自然の家 企画指導専門職兼事業推進係長

1969年岩手県生まれ。
人生に必要なことはすべてアウトドアで学べるをモットーに、野外教育に取り組んでいる。社団法人日本キャンプ協会での勤務を経て、現在、国立青少年振興機構国立室戸青少年自然の家企画指導専門職兼事業推進係長。

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