JOLA運営委員
佐藤繁一

NPO法人国際自然大学校　事務局長

ーメッセージー
日々を幸せにすごすの為には、特別な自然に出向かなくても身近な自然の変化に気づくsenseを身につけることが大切だと思います。原生的な森に入った時に凛とした気持ちになったり、緊張したり、楽しくなったり…そういう気配を感じる力は日々の生活の中から磨かれてくるものだと思っています。
指導者である私達には、キャンプの技術・登山の技術が大切ですが、人や自然との付き合い方を知っていることはもっと大切です。
国際自然大学校では沢山のボランティアが活躍しています。学生だけでなく、社会人のボランティアもたくさんいます。学校の先生や保育士など、日々子どもたちと関わる現場で働いる人もいます。仕事や勉強に追われながら、どうしてこんなにがんばって子ども達との自然体験活動に一生懸命になってくれるのだろうと、主催者ながら感謝感心します。
人は自然と離れては生きていけないし、子どもはより自然に近い存在。人と人とのかかわりの中で生きていることを実感できる。そんな場面が毎日私の周りにはあります。
そんな社会を創る自然体験活動の指導者が社会で輝く存在になってほしい。そんな思いを込めてアワードに関わっています。
人生で必要なことはアウトドアでほとんど学べるをモットーに、様々な体験活動を人々にお届けすることを「しごと」にしています。
人前に立って指導ももちろんしていますが、出会いの機会を作ったり、新しい何かをはじめることに、最近意識して取り組んでいます。
今回のアワードでも、様々な人が出会って、新しい何かが生まれてくる、そんな予感にわくわくしています。